資産を見える化しようと思った、大学4年の自分
大学4年の頃、なんとなく将来への不安が強くなっていました。
お金はバイトで稼いでいたけど、気づけば無くなっている。
自分が毎月、何にどれだけ使ってるのかまったく把握していなかったんです。
「一度ちゃんと、お金の流れを見てみよう」
そう思って始めたのが、資産の見える化でした。
最初に使ったのは「Moneytree」
当時使い始めたのは、家計簿アプリの Moneytree(マネーツリー) でした。
銀行口座やクレジットカード、電子マネーを連携するだけで、自動的に履歴が一覧化されるのが便利で、
“なんとなく”だったお金の流れが、数字でハッキリ見えるようになりました。
そして気づいた、無駄の多さ
見える化して初めて気づいたのは、予想以上に“無意識なお金の使い方”が多かったこと。
特に驚いたのが、趣味で続けていたパチンコやボートレースに関する支出の頻度。
毎月のように何かしらの形で通っていて、「負けても仕方ない」と思いながら、そこそこ大きな額を“溶かして”いたことに気づきました。
正直、やってる最中はあまり深く考えていませんでした。
でも、数字で見えるようになると、不思議と冷静になれて、
「このお金、別の使い道あったんじゃないか?」と考えるようになったんです。
投資は「負けてもいい」という気持ちから始まった
ギャンブルをすっぱりやめようとは思いませんでしたが、
「負ける前提で使っていたお金を、もっと意味のあるものに変えたい」と思うようになりました。
そこで株を買ってみました。最初に買ったのはApple(アップル)の個別株でした。
選んだ理由はシンプルです。
小学生の頃、初めてiPhoneを見たときのあの感動がずっと心に残っていたから。
「未来って本当にこうなるんだ」と思わせてくれた体験。
あのとき感じたワクワクや驚きが、投資を考えるときに自然とAppleという企業に気持ちを向けさせてくれました。
今も資産を見える化しながら続けている
現在は「マネーフォワードME」を使って、資産管理を続けています。
銀行口座、証券口座、クレカ、電子マネーなどをすべてつないで、自動でチェック。
当時と違うのは、無駄を“事後的に見る”のではなく、“事前に気づける”ようになったこと。
見える化を続けていると、お金の使い方が少しずつ変わってきます。
まとめ:見える化が「お金の使い方」を変えてくれた
- 数字で見ると、自分のクセや無駄がよくわかる
- 感情ではなく、冷静な判断ができるようになる
- 負けてもいいと思っていたお金を、未来の自分のために使う意識が育った
投資の始まりは、小さな違和感からでした。
「このままでいいのか?」と一瞬でも思ったら、まずは自分のお金の流れを“見える化”することをおすすめします。
それだけで、人生の流れが少し変わるかもしれません。
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