私が今追いかけているのは、純資産1,000万円の達成です。
大学時代に遊び感覚で始めた株式投資は、社会人になってから本格的な資産形成へと姿を変えました。
これまでの経験を通じて、運用スタイルは短期売買からインデックス投資へと移行し、次の暴落に備えた高配当投資の準備も進めています。
今回は、その目標に向けた途中経過を中間報告としてまとめます。
1. 投資を始めたきっかけと初期の行動
私が株式投資を始めたのは2021年、大学時代でした。
きっかけは正直なところ、ギャンブルや遊びの延長です。アルバイトで稼いだお金を、競馬やパチンコに使う代わりに株に入れてみた、というのが本音でした。当時は企業分析の基礎知識もなく、「この銘柄は上がりそう」というニュースやSNSの情報を頼りに売買を繰り返していました。
結果的には、運よく相場環境にも恵まれ、小さな利益を積み重ねることができました。しかしその時の利益は「実力」ではなく「運」に依存していたことは、今振り返れば明らかです。この段階ではまだ、資産形成という意識はほとんどありませんでした。
2. 社会人になってからの変化と転機
2022年に大学を卒業し、社会人としての生活がスタート。毎月の給与から一定額を投資に回せるようになり、投資額を徐々に増やしていきました。
2023年〜2024年中頃までは、引き続き個別株のスイングトレードを中心に取り組みました。値動きの大きい銘柄を短期で売買し、結果的には資産を増やすことができましたが、同時に「このやり方は毎回うまくいくわけではない」という現実にも直面しました。
特に相場の急変や予想外のニュースで株価が大きく動いたとき、自分の判断基準の曖昧さや精神的な負担の大きさを痛感。この経験から、「もっと安定して資産を増やす方法を選ぶべきだ」と考えるようになりました。
3. インデックス投資への転換
2024年後半からは、スイングトレード中心の運用からインデックス投資中心へと完全に移行しました。
米国株、全世界株、日本株のインデックスファンドを毎月定額で積み立て、短期的な値動きに惑わされない運用方針を徹底しています。
この方法を選んだ理由は、
- 市場全体の成長に乗ることで長期的なリターンを狙える
- 個別銘柄の分析やタイミング判断にかかる時間と労力を減らせる
- 精神的な安定を保ちながら投資を続けられる
といったメリットを感じたからです。
4. 高配当株投資への準備
現在はインデックス投資がメインですが、高配当株投資も今後の戦略に組み込む予定です。
ただし平常時に慌てて買うのではなく、**次の大きな下落相場(暴落)**が来たときに備えて、条件や資金配分をあらかじめ決めておくことを重視しています。
具体的には、
- どの水準まで株価が下がれば買うか(目標配当利回りやPERなどの指標を基準化)
- どの銘柄を優先するか(財務が健全で減配リスクが低い企業を候補に)
- どれだけの資金を投入するか(インデックス積立とのバランスを考慮)
こうしたルール作りを進めることで、実際に暴落が来たときに迷わず動ける体制を整えています。
5. 現在の資産状況(2025年8月14日時点)
資産クラス | 金額(円) | 割合 |
---|---|---|
預金・現金・暗号資産 | 1,559,319 | 17.8% |
株式(現物) | 975,053 | 11.1% |
投資信託 | 6,033,306 | 68.9% |
債券 | 100,000 | 1.1% |
ポイント | 86,173 | 1.0% |
合計(総資産) | 8,753,851 | 100% |
負債(クレカ引落予定) | ▲375,504 | — |
純資産 | 8,378,347 | — |
6. 毎月の積立内容
投資商品 | 金額(円) | 備考 |
---|---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 62,000 | 米国大型株 |
ニッセイNASDAQ100 | 20,000 | ハイテク中心 |
eMAXIS Slim オールカントリー | 15,000 | 全世界株式 |
eMAXIS Slim TOPIX | 3,000 | 日本株全体 |
積立合計:100,000円/月
この積立はドルコスト平均法を活用し、相場の上下に関わらず毎月同じ金額を買い続ける方針です。
7. 達成シミュレーション(純資産ベース)
- 現在の純資産:8,378,347円
- 毎月の積立額:100,000円
- 年平均利回り:5%想定
年数 | 資産額 |
---|---|
1年後 | 約9,500,000円 |
1年半後 | 約10,000,000円 |
シミュレーション上は、1年半以内に目標達成が見込めます。
ただし、市場環境によっては達成時期が前後するため、焦らず着実に積み立てを続けることが重要だと考えています。
まとめ
大学時代は軽い気持ちで始めた株式投資が、今では計画的な資産形成の手段になりました。
目標はただ一つ、純資産1,000万円の達成。
そのために、インデックス投資で土台を固めつつ、暴落時に備えた高配当株投資の準備も進めています。
次の報告では「1,000万円突破しました」と言えるよう、これからも地道に積立を続けていきます。
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